クリーニングQ＆A

クリーニングについて

質問の答え

クリーニングについて

つま先が擦れて色がはげてます。クリーニングで元に戻りますか？: 洗うことによってはげている色が元に戻ることはありません。塗装をおこなって色を補うことが必要です。
靴クリームでも色は塗れるの？: 靴クリームにも黒色をはじめ数色の色がありますので補色することは出来ますが、クリームのため持続性がなく、雨に濡れた場合などで簡単にはげます。
白い靴に黒いこすった跡がついてます。クリーニングで取れますか？: 靴の表面に軽く薄く付いたくらいの跡なら目立たなくなる場合もありますが、ほとんどの場合、クリーニングではとることはできません。
靴のクリーニングって洋服と同じですか？: 洗うという点では同じですが、汚れているという視点が違うので洋服のクリーニングという感覚とはかなり違ってしまいます。
洋服のクリーニングとどう違うの？: 洋服の場合、生地が汚れているのであり、生地が傷んでいるということあまりないかと思います。靴の場合、革の汚れもありますが、気になるのは色がはげている、擦れた跡がある等革自体にキズがはいった状態だとおもいます。ぬけた色や擦ったキズは洗って取れるものではないので見た目のキレイさはない場合もございます。
クリーニングで新品になるの？: 黒色や濃茶など靴クリームだけの補色でかなりきれいになる場合もございますが、新品にはなりません。
ベージュの靴をクリーニングに出したのですがあまりキレイになってませんでした。: 受付の際の説明不足で申し訳ございません。お客様のお靴の場合、表面に何かが付着したものではなく、表面にキズがついて黒くなったのだと思われます。キズは洗うことで取れるものではないので、見た目のご満足は得られてないのですが、靴の中から洗い、除菌・抗菌処理をおこなっておりますので、衛生面でのキレイさは満足していただけると思います。
見た目が変わらないならクリーニングの必要あるの？: シーズンがお客様にお伝えしたいのは見た目のキレイさではなく靴の中をキレイさです。もちろん見た目もよくしたいので塗装ということも行いますが、第一には衛生的な靴で過ごしていただきたいというのがシーズンの靴クリーニングです。
靴クリーニングってどうやってしてるのですか？: 靴専用の洗浄剤を用いて水洗いをしています。
靴クリーニングするだけで菌が取れるの？: 洗ったあとに除菌効果と菌をつきにくくする抗菌効果のある抗菌処理をおこなっていますので１００％ではございませんが菌を退治できます。
洗ったらカサカサになりませんか？: 乾燥したら靴クリームで栄養をあたえますので大丈夫です。
靴クリーニング1,500円って洗うだけ？: 洗う・抗菌加工・磨き・栄養補給まで含めた料金となっています。
靴がかなり劣化していますが洗えますか？: 状態にもよりますが、水洗いが向かない靴の場合、水を少量しかつかわないで汚れをおとす方法もございます。
爬虫類の靴は洗えますか？: 爬虫類革は水で洗うことができませんので水を少量しかつかわないやり方で洗います。
水を使わなくてきれいになりますか？: 水の中に入れられないため何度も何度も靴洗浄剤を含ませた布で拭きあげ、またその洗剤を拭きあげる作業を行い、抗菌効果がより強いもので二度拭きしますのできれいになります。
うすい色の中敷に足跡が黒くなってますがクリーニングで取れますか？: 黒くなっているのは足の油脂成分によるものでクリーニングで多少薄くなることはありますが取れることはありません。中敷は消耗品ですので中敷交換もあわせてなさったほうがよろしいかと思います。
茶色の靴に白色のステッチがありますが、大丈夫ですか？: クリーニング自体は大丈夫ですが、色が落ちている場合の靴クリームによる補色をおこなうと白色が茶色になりますのでその場合無色のクリームによる磨きになりますので補色はすることが出来ません。
クリーニングの失敗はないの？: スタッフ一同大切にお預かりしている靴ですので失敗しないよう最善の注意を払っておりますが、絶対失敗しないとは断言できません。万が一に備えて保険に加入しておりますので、もしもそのようなことがあった場合には迅速に対応させていただくと共にお詫びさせていただきます。
クリーニングってすぐ出来るの？: ショップには機械を備えた店舗と窓口のみの店舗がございます。機械を備えた店舗でしたら最短１日でお渡しすることが出来ます。
近くには窓口のみしかないのですがすぐは出来ないの？: 店舗によっては特急便というサービス（有料）行っておりますのでお近くの店舗にお問合せくださいますようお願い致します。
クリーニングが出来ないといわれたのですが: ウレタン素材が加水分解が見てわかる場合、また修理を行わないと履けない場合で修理をご希望されない場合にはクリーニングをお断りさせていただく場合がございます。
加水分解って何？: ウレタン素材は時間の経過と共に劣化が進みます。カカト部がポロポロと欠けていたりヒビが入っている場合には水につけると同時に破損してしまいます。
修理をしないとクリーニングできない？？: 底に穴があいている・破れている等かなり破損がひどい場合、せっかくクリーニングされても履けない靴にクリーニングをお奨めするのはお客様にご損を与えることになります。靴を長く履いていただきたいのでクリーニング・修理をお奨めしております。
どうして洗うの？？: 靴下は毎日洗ったものを履きます。部屋の掃除も週に数回します。靴は一日の半分近く履いています。その靴を衛生的にしたいと思っております。
見た目はキレイな靴だけど・・・: 見た目はキレイなタオルでも使ったら洗います。見た目のキレイさと衛生的さは異なっています。
靴はそんなに汚いの？？: 足は１日にコップいっぱいの汗をかくといわれています。その汗を靴は吸収しています。
毎日洗わないといけないの？？: 毎日洗うことができれば一番理想的です。しかし、靴は洋服と違って接着していたりします。毎日水につけると接着面が剥がれないとはいえません。シーズンでは最低３足を交互に履いていただくようアドバイスしております。
最低３足って？: １日履いた靴の水分を抜くには１～２日の時間が必要になります。ですから３足の靴を交互に履いていただいて水分を抜いていただきたいと思っております。
水分をなくしたらキレイになるの？: 汗は水分だけではありません。汗のほかにホコリも付着しています。乾かすだけではキレイとはいえません。
クリーニングはどの程度の間隔でしたらいいの？: １ヵ月～２カ月おきが理想的です。ただし履いている間隔で違ってきます。
一度履けばまたすぐ汚くなるのでは？: 抗菌処理をしていますので菌が付きにくい状態になってますので洗っているものと洗っていないものとでは異なります。
雨の日に履いた靴はクリーニングしたほうがいい？: 雨に濡れた靴は１ヵ月分の水分を吸ったものと同じ状態になります。クリーニングをお奨めします。
ほとんど履いてなく靴にカビが生えました。: カビにとっては靴そのものが栄養源になります。靴は履いていなくても空気中には浮遊菌が存在します。また靴箱など湿気の多いところで保管しますと靴箱の水分を靴が吸ってしまいます。水分・栄養素・菌の三点が揃えばカビは発生します。
クリーニングしたらカビは生えないの？: 靴そのものがカビの栄養源ですから完全にカビを防ぐことはできません。
クリーニングしてもカビが生えるなら同じでは？: 何も施していないものと施しているものとではカビの発生の危険度が違ってきます。
抗菌効果ってそんなにあるの？: 抗菌効果については実験の結果を見ていただければ納得していただけると思います。
一度付いたカビは取れるの？: 表面に綿みたいについただけのカビなら洗えば取れますが、革の繊維深くまで浸透したカビは取ることが出来ません。
カビのあとは取れるの？: 表面に黒く点々となっているものを消すことは出来ません。またスエードやヌバックなど起毛革の場合カビが生えたところは毛が抜けますので点々としたカビ痕が残る場合がございます。
かび臭いにおいは取れるの？: かなり軽減されますが完全に取ることは出来ません。
どうしてカビのにおいは取れないの？: カビの臭いがひどいものは革の繊維の奥深くまでカビ菌が浸透している場合が多いようです。カビを殺すほどの洗剤を使えば革そのものが傷んでしまいます。
猫が靴におしっこをひっかけました。取れますか？: 動物の糞尿特に猫の場合マーキングを靴にしているのでかなり強烈な臭いです。クリーニングで軽減できますが、一度のクリーニングで取ることは難しいと思います。

塗装について

色を塗るって染色？

染色と言う場合革自体を染料に漬け込むとイメージになりますのでシーズンでは塗装と言っております。

塗装と染色どう違うの？

塗装はスプレーによる表面の色かけです。染色というとイメージが違うというお言葉もあったので塗装という言葉でおこなっています。

塗装だったら簡単にはげる？塗装ははげないの？

スプレーによる噴霧ですが、革専用の塗料を用いておりますので革に良く馴染みますので簡単にはげることはございません。

革にも多様な種類がございますので一部はげやすい場合もございます。そのような靴の場合にはお断りすることがございます。

一度塗装すれば大丈夫？

新品の靴でも使っていると色がはげたり日焼けします。塗装した靴も同じように色がはげたり日焼けします。

キズが付いてますが塗装すれば大丈夫ですか？

表面のキズや塗装で目立たなくはなりますが、キズそのものが取れるものではございません。

靴が擦れてザラザラした感じなのですが塗装でツルツルになりますか？

表面の加工が擦れてザラザラした感じになっているのだと思われます。塗装する前に被膜をはる加工をしますが、ザラザラ感がひどい場合には完全にはツルツルにはなりません。

どんなのにも塗装できますか？

エナメル革や爬虫類はできません。また表面がツルツルと光沢のあるように加工された靴の場合剥がれやすい場合がございますのでお断りさせていただく場合がございます。

違う色にも出来るの？

塗装自体は可能なのですが、時間の経過と共に擦れて剥がれた場合、元の色が表面に出る場合がございますので現在はお断りさせて頂いております。

どうしても違う色にしたいのですが？

最善を尽くしますが１００％剥がれない擦っても下地が見えないということが言えません。時間の経過と共に下地が見える可能性があると了承していただいた場合のみさせていただく場合がございます。

同じ色に塗装できるの？

色の種類は多種多様です。茶色と言った場合でも薄い茶色から濃い茶色まで様々です。場合によっては色が濃くなったり薄くなることはございます。

白やベージュに黒くシミができてますが塗装で消せますか？

シミの程度にもよりますが、薄い色で濃い色をカバーするとなると厚く塗る必要がございます。その場合風合いが変わる場合もございます。薄く自然な感じをご希望される場合にはシミが残る場合がございます。

塗装するときクリーニングもしてくださいといわれたのですが

塗装するには表面の汚れを取らないといけません。新品の場合でもクリーニングをして余分なクリーム等を落としてから塗装をいたします。汚れた上から塗装してもキレイに塗ることが出来ませんのでクリーニングを同時にお願いさせて頂いております。

塗装にはどうして時間がかかるの？

汚れを落としたあと色が付いてはいけないところにマスキングをします。その後均等にスプレーしていきますが一度の塗装ではなく数回に分けて塗装します。塗装と塗装の間にはきちんと乾燥させておこなう必要がありますので１日から２日の間隔を設けます。その作業が数回行います。均等に塗り終わったら艶出しもしくは艶消し処理を行い、バッグの場合には内側の除菌加工を行います。またマスキングは金属の部分内側等貼るだけでも時間がかかる場合もございますし、革の状態がキズがあったりはげていたりする場合には表面に被膜を貼る処理もしなければなりません。このような一連の作業が全て手作業になりますので申し訳ございませんがお時間を頂いております。

色はどんな色でもできるの？

基本の色９色をブレンドして色を調合いたします。色によっては同じ色にならない場合もございます。

パールかかった色やゴールド・ラメっぽいものは出来ますか？

金色や銀色の塗装・パール色も出来ますが、色によっては出来ない場合もございます。

修理について

カカトのゴムを交換したいのですが同じものでしてもらえるの？: ブランドの資材は供給することができません。申し訳ございませんが同じものをご希望の場合はご購入いただいたお店で修理をお願いしてください。
修理の場合最初についていたものと全然違うものが付くの？: メーカーは異なりますがはじめに付いている物に似た素材で修理を行いますのでご満足いただけると思います。
ヒールの革が切れているから革を貼ってほしいのですが同じものが付きますか？: 革の種類は豊富なので全く同じ革・同じ色のものを揃えることが出来ませんが、違和感のあるものを貼るようなことは致しませんのでご安心下さい。お時間をいただける場合は革のサンプルを見ていただきご確認していただいてから修理させていただきます。
修理に２週間から３週間かかるといわれたのですがそんなにかかるの？: 修理の内容でお預かりさせていただくお日にちが変わります。カカトのゴム交換や半張り補修でしたら２週間も頂くことはございません。ヒール交換や縫い・ファスナー交換の場合はお時間をいただいております。
オールソールは料金がいろいろありますが: 底部の素材によって材料費も異なりまた作業内容も異なりますので料金に差が生じます。
オールソールをお願いしましたが断られました。: 靴の形状や破損の程度により修理できない場合がございます。申し訳ございません。
見積りに時間がかかるといわれましたが: 修理の内容によっては技術者が見てみないと判断が出来ない場合がございます。出来るだけ早くご連絡できるよう心がけてはおりますがご満足いただけずも申し訳ございません。

バッグについて

ファスナー交換は同じファスナーが付くの？: 同じファスナーが付くものもございますが特殊なファスナーの場合違うファスナーになる場合もございます。
バッグの塗装もクリーニングするのでしょうか？: バッグの場合型崩れのおそれがありますから浸込み洗いは致しませんが、表面の汚れはキレイに除去してから塗装しております。